2017/08/11〜15 タイ バンコク(4) お寺巡りの悲劇〜帰国の途

三日目午前中はワット・アルン、ワット・ポー 、エメラルド寺院の3寺院を巡るオプショナルツアーを申し込んでいたので、5時起床。せっかくのホテルの朝食は断腸の思いでキャンセルして、出発前、日本でH.I.Sにこの日の朝食について相談すると、ホテルで朝食ボックスを用意してくれるということだったので、予約してもらっていた。起床後すぐにフロントに受け取りに行く。

クロワッサン2個、りんご1個、ヨーグルト1個、オレンジジュース、牛乳、以上。
ソーセージとゆで卵くらいはつくのかと思っていたので、大いにがっかりしたが、これを炎天下持ち出して、しばらく経ってから移動の車内で食べることを想定しているのであろう、衛生上やむを得ないと納得する。

集合場所はシャングリラホテルがあるBTSシーロム(Silom Line)線 サパーンタクシン駅からNational Stadium方面行きの電車に乗って、サイアム(Siam)駅でサムロン(Samrong)行に乗り換えてアソーク(Asok)駅下車、駅のスカイウォークでガイドさんと待ち合わせである。所要時間40分ほどであろうか。7時15分頃現地に到着、まだガイドさんは来てないようである。

ガイドさんがなかなか来ないので、スカイウォークの上から周りの景色を撮影したりして時間を潰す。20分ほど過ぎても、ガイドさんが現れる気配がないので、H.I.Sにメールを出してみるも、当然返答がすぐに返ってくるわけもなく、もしかして集合場所を間違えたかと思い、H.I.Sのマイページからメールのやりとりの履歴を確認してみる。H.I.Sから発せられる情報が非常にお大雑把なので、予定を立てる上でも疑問は頻繁に投げかける必要があり、そのやりとりがメールの履歴という形でマイページで閲覧できるのである。飛行機の座席位置はいつ予約できるのかとか、オプショナルツアーの解散場所はどこなのか、今日の朝食はどうなるのかとか、その他たくさんの質疑応答の履歴があるなかで、寺院めぐりのオプショナルツアーについても質問を投げていた。以下やりとりである。すでにH.I.Sは脱会してマイページもなくなっているので、一字一句正確でなはいが、主旨は下記の通りである。
 【問】「件名:寺院巡りの解散場所について」寺院めぐりの解散場所はどこですか?せっかくなので解散場所付近で昼食にしたいのでよろしくお願いします。
それに対するH.I.Sからの返答。件名は同じである。
 【答】解散は○○駅周辺になります。
私の方としては自らが発した疑問「解散場所」についてのH.I.Sからの返答なので、解散場所について確認するのみで、その時は全文を読むことはしなかった。
この朝、改めて全文を確認してみると、な、な、何と、解答の下にになんの注意喚起の文言を添えることもなくツアーの新しい集合場所の記載があるではないか。
記載されている新しい集合場所はここからさらに30分ほどかかる。今から追いかけたとしても、現時点でツアーがどこにいるかもわからない。すでに後の祭りである。ツアーは諦めるしかなかった。

どうであろうか、確かに返答メールの全文に目を通さなかった私が責任を免れるわけではないが、
せめて件名に「集合場所が変更になりました」など注意換気の一文を付け加えるという知恵はないものであろうか。
H.I.Sは対面での業務を効率化し、WEBを活用して格安のチケットやツアーを提供するということで華々しく誕生した会社であると認識していたので、
ネット活用のノウハウについては他の旅行社の追随を許さないものがあろうとひとり早合点していた。
しかも到着の際、ガイドさんも(前の投稿「2017/08/11〜15 タイ バンコク(1)スワンナプーム国際空港到着」でも触れたようにほとんど聞き取れなかったが)この一番大事なキーワード「集合場所が変更になりました」と一言も発することなく案内を終えていたのである。

そんなこんなで、午前中ぽっかりあいてしまった。こんなことなら、ゆっくり起きて、シャングリラの、例の気持ちの良いレストランでゆっくりとおいしい朝飯を食べればよかった。予定がなにもないなら朝からビールか白ワインという手もあったのに、くぅ〜、、くやしい〜。
しかも早朝である。店も開いておらず、しばらく駅周辺をフラフラ歩いてみる。

滞在中一回は行ってみようと思っていたマンゴータンゴというカフェに行って見るが、時間が早すぎてまだ準備中である。諦めて帰ろうとすると店のオーナーと思しき女性が、どういうわけか、落胆が我々の顔に現れていたのであろうか「入っていいよ」と言ってくれた。開店までまだ随分、時間があるが遠慮なく入れてもらう。店内にいる我々の姿を不思議そうに覗き込むお客さんが何組もあったが、開店前に入れたのは幸運にも我々だけである。静かな店内でゆったりと見事なマンゴーを堪能できた。お寺巡りツアーのむしゃくしゃも解消、感謝である。


まるごとマンゴー。白いのはバニラアイス

左はマンゴーアイス、中央の白いものはおはぎ、和菓子に通じる穏やかな甘さである。、バニラアイスの下はマンゴープリン

食べ尽しました。満足。

この日の夕食は出発前に目をつけていたシャングリラホテルから歩いて5分ほどの「Prachak Roasted Duck」というアヒル料理の店。

地元で愛されている店なのであろう、大概のメニューは100〜300円程度で食べられる。不潔な感じはないし、店員さんもキビキビして気持ちがいい。
アヒルの焼肉がのったワンタンメンと、チキンの焼肉がのった麺を注文。やはりちょっと甘すぎる、日本にも甘辛い料理はたくさんあるが、、醤油の塩辛さとのバランスの上に成り立っているような気がする。こちらは醤油という絶妙のストッパーが不在のため甘さがべったり口に広がり。丼物のタレのような切れ味がない。日本の醤油偉大なり、である。アヒルはひと噛みふた噛みしていくうちに鼻にぬけていく獣の感じが食べているのがアヒルであることを実感させる。

翌日の夕食はシャングリラホテルから歩いて10分ほどのところにある「Tealicious Bangkok」。マスターは欧米系の愛想のいい小さくて可愛らしいおじさんである。お客さんもこの人の人柄を慕ってくる現地在住の白人さんが多いようである。メニューは写真つきでわかりやすい。まずはエビを春雨でまいた唐揚げ、きれいなもんである。

カキのオムレツが食べたかったが、品切れなのか通じなかったのかひき肉のオムレツが出てきた。でも、うまい。

タイ風チャーハン

タイ風やきそば「パッタイ」。このもちもちした麺がたまに無性に食べたくなる。

我々の宿の最寄り駅サパーンタクシン駅を橋の上から撮影

その橋の上からチャオプラヤー川を望む。

ナショナルスタジアム駅近くの巨大スーパー「テスコ ロータス」内のフードコートで最終日の昼食。なんてことはないあんかけ焼きそばを食べる。

空港までの車を待つ間、ホテルロビーでビール

帰りの便は22時過ぎの離陸のため食事も軽め。
以上、2017年バンコクの旅これにて終了。来年はぜひ涼しきところに行きたいものである。


2017/08/11〜15 タイ バンコク(3) アジアティーク カリプソ

メークロンの線路市場から帰ってきて、「ジム・トンプソンの家」のレストランで昼食、炎天下歩いてかなり体力を消耗しているため、午後は早めにホテルに帰ってシャワーを浴びて、ひとやすみしてから、予約しておいたオプショナルツアーにゆっくりと出かける予定でいたのであるが、お土産購入に思いの他、時間を費やしてしまったので、ホテルに荷物をおいて慌しく出発する。

歩いて5分ほどのところにある船着き場から集合場所のアジアティーク行きの無料ボートが出ている。

すでに結構な長さの列ができていて、最後尾につく。2ターン目の船になんとか乗ることができた。チャオプラヤー川を南に15分ほど下って、10分ほど遅れてアジアティークという2012年にできた巨大ナイトマーケットに到着。

間に合っていれば現地のスタッフが待機していたのかどうかはわからないが、すでにだれもいなかったので、広い構内を右往左往しつつ、お店の人に尋ね尋ねニューハーフショーの「キャリプソ」という劇場に到着。

フロアに向かって階段を昇ろうとすると制止され、チケットを買うよう指示される。H.I.Sのオプショナルツアーの参加者であり、すでに入場料は支払い済みである旨を説明するが、チケット売り場でそれを伝えろの一点張り。仰せの通りにするも、チケット売り場では「H.I.Sなんじゃそりゃ?」という感じである。

劇場スタッフと思われる長身のモデル体型のお姉さんが困った我々を見かねて声をかけてくれる(どっから見ても女性であったが、あのお姉さんもニューハーフだったんだろうか、劇場に出演していたニューハーフと比べてもダントツにキレイだったんだが、)お姉さんは「大丈夫、ノープロブレム、チケット売り場で言えば問題なく入れます」と言ってはくれるのだが具体的に何をしてくれるわけではなく、チケット売り場での交渉は延々と続き、最後には我々の粘り勝ちでなんとかチケットをゲットすることができた。

階段を昇ってまずはレストランフロアのエントランスでそのチケットを見せる、何故か名前を尋ねられる。ふと、ウェイターの手元を見るとそこには我々の名前が書かれた予約者のチェックリストがあったのである。つまり、チケット売り場からレストランフロアに電話一本いれて、我々の名前があるかどうかを確認し、フロアでパスポートでも提示すれば30秒で済むことだったのではなかろうか。
(ホテルに帰って、空港到着時にガイドさんからもらった書類の中に確かにチケットらしきものがあったのである。ガイドさんから一言あれば、でも、あったとしてもガイドさんの日本語じゃわかならかった可能性が高いか)

ショーの前にディナータイム。食事はタイカレー3種食べ比べである。

予想通り、よくある観光地にあるセットものである。タイ料理か中華か和食かは問わない、いわゆる観光地で出てくるやつ。

フロアを変えて、しばらくするとショーが始まる。バンコク名物ニューハーフショーである。洋楽に合わせてニューハーフ嬢が口パクをしつつレディーガガやビヨンセを真似て舞い踊る。歌も踊りも、演者も「fake」、すべて「fake」。我々が見るもの感じるもの、すべてが壮大な仮想の産物であることを示しているのか、ひょっとして深いのかもしれない。

<つづく>