月別アーカイブ: 2016年3月

2016/03/31 アウグスト・ザンダー

満を持して?「INSTAGRAM」にもページを開設しました。
中々良く撮れたのではないか?というものをピックアップしました。
画像サイズにも当然制限があってトリミングも勝手にされてしまいます。
スマホで見た方が画面が小さい分、あらが目立たずきれいです。

https://www.instagram.com/sozaitecho/

先日会社の書棚でたまたま見つけた写真集に20世紀初頭に活躍した肖像写真家アウグスト・ザンダーの作品が何点か収録されていた。彼の作品を見ているとテレビは疎かラジオも電話も普及していなかったこの時代、情報の多くは生身の人間から発信されていたんだなということがよく分かる。眼光の鋭さ、口元の柔和さ、刻まれたシワの深さ、匿名ではない情報を、その人自身の肉体が濃密に洗いざらいに、そして慎ましやかに発していたのである。
仕事を忘れてしばし見とれてしまった。やっぱり写真も絵も、人間、とりわけ人の顔が描かれているものはおもしろい。

↓ニューヨーク近代美術館(MoMA)
http://www.moma.org/collection/artists/5145

「見せかけ、ポーズ、小細工に満ちた甘ったるい写真ほど、私にとって忌まわしいものはありません。このために、私はこの時代の人々の真実を、うそ偽りのない方法で語ることにしたのです<アウグスト・ザンダー>」カッコよろしなぁ。

今のところ、欲しいものリストNo.1


2016/03/21 天丼

昼は木更津アウトレット内の「金子半之助」で天丼を食おう。日本橋の店は天婦羅の種類も他のメニューも色々あるようであるが、木更津の出店(でみせ)は天丼3種類のみである。穴子天がつく江戸前天丼1200円也を注文した。他に海老が2本、サイコロ状にカットしたイカのかき揚げ、海苔、獅子唐、それに卵の黄身天がつく。箸でくずしてトロリと流れ出る黄身を、タレを纏っても尚、しゃっきりとした飯粒にからめてかっこむ。天婦羅好きもさることながらTKG好きにも全く持ってうれしい趣向である。これだけのものが1200円というのもありがたい。タネに衣をつけて揚げるだけのことだが天婦羅ほどプロと素人で差がつくものはない。職人がささっと手早く拵えましたという江戸・東京っぽい食べ物がいくつかあるが、これがまた簡単にみえるが真似るのはむずかしい。寿司なぞ酢飯の上に刺身とわさびをのせてちょいと握ればそれなりのものができそうなものだが、素人が握っても寿司の体を為さないし、やきとりも同様で鶏肉を、甘辛のタレに付け焼きにしても、焼き鳥屋のあの味にはほど遠い。うなぎと蕎麦は素人にはいささかハードルが高いが、寿司と天婦羅が江戸・東京料理の内、一見簡単風料理の代表格であろうか。天婦羅を家で揚げる場合、油をケチってはいけない。ペットボトル一本使い切るつもりじゃないとうまく揚がらない。しかし店の厨房を見ているとあれだけ大量に次々揚げているにも関わらず、油をこまめに変えているようには見えない。してみると、うまく揚がらない原因は油だけではないのであろう。それから天婦羅がうまいのは当然として、飯である。丼もの全てに言えるが、炊き立てだと水分が多すぎてだめである。できればお櫃に入れて無駄な水分を飛ばして、あら熱をとり、ほんのり温かい程度まで温度を下げないとタレの水分を必要以上に吸ってべたついてしまう。丼の中でシャキッと立った飯粒に切れのいい甘辛のタレ。ツユではなくタレ、ツユをかけるのではなくタレをまとわせるのである。ツユダクという言葉があるが、あれでは丼ではなく汁かけメシである。
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