2017/08/11〜15 タイ バンコク(2)メークロン線路市場

朝一番でメークロンの線路市場に行く予定があったので、レストランが開くと同時に入店。せっかくなのでチャオプラヤー川に面したテラス席に座る。天気がよく、早朝の引き締まった空気が心地よい。シャングリラは朝食バイキングの評価が高く楽しみにしていたのであるが、品数も多く、テラス席の気持ち良さも相まって何を食べてもおいしい。パン、ふっといソーセージ、パパイヤと野菜のサラダ。これから熱帯の炎暑に立ち向かうためしっかりと食べる。


8月12日は前国王のお妃の誕生日。タイはこの日が母の日で月曜日まで3連休である。7時30分に高架鉄道(BTS)チットロム駅近くのインターコンチネンタルに集合し、ツアーバスでメークロン駅に隣接する線路市場に向かう。

バンコクの中心部を抜けるまでは比較的順調であったが郊外に差し掛かると3連休の大渋滞に巻き込まれてバスは全く進まなくなってしまった。通常だと直線距離で70km程度、1時間10分前後で到着するらしいのであるが、出発して1時間以上たってもまだ行程の半分にもならない。ガイドさんの顔に焦りの色が浮かぶ。ちなみに今日のガイドさんは昨日のガイドさんではなく男性、彼女に比べて日本語は遥かに流暢である。

メークロンの線路市場は、単線の線路ギリギリにびっしり並んだ市場が汽車が通るたびにあたふたとテントを畳んだり出したりする様子が評判になり、私もテレビで見ておもしろい写真がとれそうなので、オプショナルツアーに申込んだのである。

当初の予定では現地に到着したら市場をしばし散策、その後、市場界隈で昼食。そうこうしているうちに汽車がメークロン駅に入線してくるので、テントのパタパタをまずは汽車の外から見て、写真撮影などもして、出発時刻になったらその汽車にそのまま乗り、今度はテントのパタパタを汽車の中から見物して、4つ目の駅で降車、先回りして待機しているツアーバスに乗り換えてバンコクに向かうというものであったが、大渋滞でバスではとても間に合いそうにないということになってしまった。

そこで、プランBである。ツアーバスを途中で降りて、メークロンの市場でアクセスするはずの件の汽車に途中駅で乗り込み、その汽車でメークロンに向かい、到着したら出発まで短時間ではあるが市場を見学して、帰りは予定どおりその汽車にしばらく乗って、ツアーバスに乗り継いで帰るということになったが、途中駅にバスが着いた時刻には既に汽車は出発していてプランBも断念することとなった。

万策尽きたガイドさんはプランCを出すしかなくなってしまった。プランCはこうである。行って帰ってくるだけになると思うけど、とりあえず行ってみよう。

その後予定を大幅に超過してメークロン市場のはずれに到着。とっくに汽車はメークロン駅についていて、しかも出発時間が迫っているため、ツアーのメンバーは市場のはずれから脇目も振らずに駅を目指すことになる。

市場のはずれから駅までは想像以上に距離があり、凄まじい人混み、逆方向に歩く観光客も多い、文字通りサウナ風呂のような炎熱地獄、海の魚、川の魚、肉と内蔵、魚醤や果物、香辛料のニオイが渾然一体となりムンムンと立ち込める中、線路と砂利に足を取られながら、同じツアーのメンバーに遅れをとらないようにただひたすら駅を目指したのである。待ってくれ〜汽車。


ここに黙って座っているだけでも、私は30分と持たない自信がある。

海の近くだけあって魚介類が多い。近くを流れるメークロン川で獲れたと思われるナマズなどの川魚も売っていた。ナマズは鍋に入れるとウマイと聞いたことはあるが、この時は食方面には全く考えが及ばなかった。


例の汽車である。間に合ってなんとか汽車に乗ることができた。二駅目からは十分座れるというガイドさんの情報に反して、結構な満席である。


食べっぱぐれた昼食のチャーハンをガイドさんがお店で弁当にしてもらってきて、みんなに配ったのであるが、すっかり体力と水分を消耗してしまい食欲ゼロ。そのままガイドさんにお返ししてしまった。とにかく水が飲みたい。

ようやく集合場所と同じチットロム駅に着き、解散。とにかくゆったりできるところでお昼にしようということでネットを検索。チットロムからBTSで二駅目のナショナルスタジアム駅から歩い5分。「ジム・トンプソンの家」に併設されたレストランにて昼食。

ジム・トンプソンって知らなかったが、調べてみるとタイシルクを世界に広めたアメリカの軍人さんらしい。同じアメリカ人であろうか白人さんがたくさん訪れていた。レストランも半数以上白人客。

涼しくて広々した店内と座席がとにかくありがたい。生き返った。
何やらエスニック風のチキン(あたりまえか?)、ヤムウンセン(春雨のサラダ)甘酸っぱくてかなりピリピリ、パパイヤとエビのきんぴら風。

線路市場の暑さにやられて、食欲もいまいちで、料理の味もいまいちわからなかった。
何もいらない、ここで日が暮れるまでひたすらビールを飲んでいたかった。

<続く>


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