2018/08/12 パリ・ロンドン 03(ロンドン見物)

異様に高いロンドンの地下鉄料金。1区間4.7ポンドということは日本円で何と700円以上。3回乗れば充分元がとれるのでトラベルカード(1日券:12.7ポンド(約1,800円))を着いてすぐに購入。

購入したトラベルカード。オフピークの時間帯(09:30〜16:30)でZone1,2,3,4,5,6までの範囲で使用できる。ロンドンの見どころはほぼこれでカバーできるそうである。

車両の赤白青は「LONDON UNDERGROUND」のコーポレートカラーか? 元々はユニオン・ジャックの3色だと思うが。

ロンドンの天気は今にもポツポツ来そうな曇り空。涼しいというより少し肌寒いくらいで、半袖一枚ではちょっと厳しい。薄いウィンドブレーカーを一枚持ってきてよかった。

ロンドンといえばタワーブリッジということで地下鉄で向かうも、間違ってロンドン・ブリッジの最寄り駅で降りてしまった。

ロンドン・ブリッジの上に立つと、となりがタワー・ブリッジだった。

で、テームズ川の遊歩道を歩くことにする。

ロンドン塔の脇を通ってタワーブリッジまで歩ける。

その後工事中のビッグ・ベンを見て、

バッキンガム宮殿の赤い兵隊さんもちらっと見て、、

念願のフィッシュ・アンド・チップスを食べにバッキンガム宮殿近くの「Bag O’ Nails」というパブに飛び込みで入る。
一階はいかにもパブという感じの、カウンターで立呑みもできるようなフロアで、我々は2階に通された。1階と異なり、こじんまりしたレストランフロアになっていて、お客も店員も100%白人の多分英国人で、店内にイングランド国旗がそこかしこに掲げてある。ユニオン・ジャックではなく白地に赤十字のイングランド国旗である。これが旭日旗なら軍歌酒場である。軍歌酒場は脂ぎったおじさんでいっぱいであろうが、ここはウェイトレスさんも隣の席で女子会している女の子たちも金髪碧眼長身の私などからすると現実離れした容貌の人たちである。が、そういったウェイトレスの女の子もフレンドリーで感じが良く、かつキビキビとして居心地の良い店である。

待つことしばし、来ましたフィッシュ・アンド・チップス。うまいなぁ。堅牢なる強力粉のパリパリの衣(多分)が世俗にまみれた油の侵入を一切許さず衣の中のタラの白身は未だ北海の清涼なる空気と水をまとっているが如くである。どこまでも白くふくよか、かつ純粋にして無垢である。シンプルイズベスト!

Steak and Ale Pie(エールビールで煮込んだビーフの入ったパイ)。フィッシュ&チップスを前にして存在が霞んでしまったが、カリカリした食感もあるパイの中にビーフシチューが入っている。昼休みに手づかみで食べたい感じ。

CAMDEN TOWN BEER近年飲んだビールの中で一番うまし。
今後ビールの銘柄で何が好きかと問われたら「CAMDEN TOWN BEER」と答ることにしよう。

「テンプル教会」があるテンプル駅、ロンドン地下鉄の駅は東京みたいに一般のビルの中に入っているのではなく、独立していて、ビルの街並みから離れた所に建っている。かつて走っていた蒸気機関車の煙害対策のなごりであろうか。

トイレを借りに立ち寄ったカフェ「SOHO COFEE CO.」がたまたま「王立裁判所’Law Courts’」の真ん前で、雰囲気の良さに思わず長居をしてしまった。

カフェラテもおいしかった。

その後地元のスーパーをいくつかまわってバラマキ用のお土産を購入。20時の出発時間に間に合うよう余裕をもってセントパンクラス駅に戻ってきた。
パリ北駅に着いたのはフランス時間で23時を大きくまわった頃、駅からはじめてUberを使ってタクシーを呼ぶ。あっけに取られるほど簡単である。既得権益者が牛耳る日本では未だ認可されていないのは誠に残念。


2018/08/12 パリ・ロンドン 02(ユーロスターでロンドン日帰り)

ホテルから1kmほど北に「パリ北駅(パリ・ノール)」がある。
フランス国鉄(SNCF)のターミナル駅で、ユーロスターの発着駅でもある。

ここからベルギーのブリュッセル、そしてこれから我々が向かおうとしている
ロンドンまで国境を越えて列車で行くことができる。

朝、準備をしてフロントに行くと、このホテルのフロントスタッフであり
コンシェルジュでもあるA君が朝食のパンを持って行けと勧めてくれたので、
クロワッサンとフランスパンを2個ずつリュックに詰める。

A君はフレンドリーなアフリカ系の若者で、ある吉本の芸人に似ていたので、
我々の間では密かにアントニーと呼んでいたのだ。

アントニーに前日チェックインの時、朝7時にタクシーに来てもらうよう頼んでおいたので、
ロビーで待っていると時間よりだいぶ早めにタクシー到着。
フランスのタクシードライバーもずいぶん勤勉である。

そのドライバー氏もアフリカ系である。

「こんにちは」、「どういたしまして」とあやしい日本語で挨拶してくるので
こちらも頑張って「こんぐらっちゅれーしょんず ふれんち・ふっとぼーるちーむ」とお愛想を返すと
どうやら「私はアフリカ北部の出です。本田は素晴らしい」的なことを言って、はぐらかしたように見えたので、セネガルの人なんだろうか?とも思ったがセネガルをどう発音していいか分からなかったので聞かなかった。
サッカーネタは他民族国家ではやめた方がいいかも。


そうこうしているうちに10分弱かかったろうか「パリ北駅」到着。


正面入口をまっすぐ進むと右手にエスカレータがある。



ここを昇って国際列車の搭乗フロアへ
表示にある08:08分発 London St.Pancras行きが我々の乗る列車である。


エスカレータを昇るとこんな感じ。
左の列が英国市民、右が英国外市民。


少し進むと自動改札があるのでプリントアウトしたQRコードを提示して入場する。スマホ画面でももちろんOK。
チケットは予めレイルヨーロッパのサイトで購入していた。

4月28日に購入しているので、早割で多少安くなっているはずである。
運賃:28,000円
予約手数料:1,500円
レイルプロテクションプラン:1,800円
合計二人で:31,300円

加入した覚えはないがレイルプロテクションで1800円取られていた。
これはキャンセルした場合、お金は戻ってこないが同額のクーポンがもらえてヨーロッパの鉄道を利用できるというものらしい。有効期間2年。

日本で申込む際に申込みフォームに、つれの名前を誤植していたので咎められるかと思ったが問題なく入場できた。

入ると、すぐにフランスからの出国手続き(これは通り一遍)続いて英国側の手荷物検査と英国への入国審査。手荷物検査は荷物がリュックひとつということもあり、以外に簡単にパスした。
次の入国審査のインタビューはグループやカップルごとでOK。鋭い視線を浴びせられながら結構いろいろ聞かれた。
よく分からなかったが、帰りのEチケットを見せて「ワンデイ・トリップ、サイトシーイング」と連呼しつつ日本のパスポートを提示したら、晴れて英国に入ることができた。
つまり、数メートルの通路内でフランス出国→イギリス入国ができてしまう。

入国審査を通って進むと法規上既にここは英国ということになる。カフェや売店でパンや飲み物が買える。

国際線のプラットフォームは待合フロアの下の階である。



いよいよ乗車。
座席は日本の新幹線より幾分ゆったりとして快適である。

ドーバー海峡をくぐり抜けておよそ2時間の旅である。

<つづく>